41探険ダンジョンの釣り
五連部屋での釣り
41探険ダンジョンで、途中にこんな配置の部屋がある。1の部屋から入り、5の部屋から抜けていく。
ここで、4の部屋の敵を1の部屋まで釣りたい場合、距離が遠すぎて接触なしで連れて行くことはできない。10秒ルールを考慮すると
一度、このオレンジの丸の辺りで回避するとよい。ただし、この釣りをしても、大して狩りの効率が上がるわけではない。
釣りの目的
実は、この釣りの目的は効率ではない。ただ釣りがしたいから釣っているだけ。
もし、効率を上げるための釣りをするなら、例えば、こんな感じがよい。
黄色が釣りによる敵の動きで、赤がPT本体の動き。3の部屋の殲滅が終わったら、釣る人は4の部屋に移動し、PT本体は5の部屋に移動する。ところが、こういう構想を思い描いても、数回試してみると野良PTではなかなか上手くいかないことが分かる。
というのも、釣りを前提とせずに動く人が一定数いて、その人たちは
という動きを想定する。そうなると、3の部屋の殲滅の後、4へ向かう人と5へ向かう人が出てきてPTが分裂してしまう。臨機応変な人たちならば、そのあと速やかにどちらかの部屋にまとまるだろうけれど、そうでない場合、最悪二つの部屋に分裂したままそれぞれ敵を倒すという事になりかねない。実際、そういう現場を目撃している。予め意思統一を図っていれば、それで済む話ではあるけれど、そのPTの雰囲気によっては、一々動き方を打ち合わせずに、冒頭の釣り方をしてしまうのが、分裂を未然に防ぐ最も手軽な方法になる。
つまり、大して効率は上がらないけれど、分裂するよりは良いという考え方。もちろん、2の部屋の敵も1の部屋へ連れて行く。こちらの方は多少効率に貢献するはず。
将来的には
現在、例えば迷宮では幾つかのやり方がある事が周知されている。ギルハンでは「そのギルドでの普通のやり方」というのがあるだろうけれど、野良では「普通」なんて存在しないので、リーダが「骨なら引っ張ります」などと言って方法を指定することが多い。41探険ダンジョンも同様に、将来的にはリーダが例えば「五連部屋は対角線に動いて他は釣りで」などと言うだけで、その意図が全員に伝わるようになる(といいな)と思っている。そうなれば、冒頭の釣りは全く不要になる。
別の釣り方
この釣り方は扉抜けをしなくて済むので、分裂を防ぐには最も手軽な釣り方。けれど、唯一の方法というわけではない。
3の部屋が終わった段階で、4にも5にも敵がいるという状況にならなければいいだけなので、他にも分裂を防ぐ釣り方はある。ただし、この釣り方よりは少しだけ手間が増える。その辺の話はまた後日。