被ダメ実験11
防御力実験
叩かれる人の防御力を変化させながら、ダメを測定する実験をしてみる。
防御力
ロードスでは防御力アップ系の装備やバフは、全ての総和をとってから基礎値に
掛けられる。考え方は攻撃力の時と同じ。例えば鉄壁(物理防御力+10%)をつけ、
レイズ(物理防御力+20%)をかけると、物理防御力は
(基礎値)*1.1*1.2
ではなく
(基礎値)*(1+0.1+0.2)
となる。これは、衰弱(防御力-75%)などのデバフでも同じで、衰弱時にヘビブロLv2を打つと
(基礎値)*0.25*0.75
ではなく
(基礎値)*(1-0.75-0.25)
となる。また、デバフとバフの組み合わせでも同様で、衰弱時にレイズをかけると
(基礎値)*0.25*1.2
ではなく
(基礎値)*(1-0.75+0.2)
となる。そのため、これらをいろいろ組み合わせると、防御力を10%刻みで-100%から100%まで変化させることができる。
ただし、ヘビブロ(Lv2 or Lv3)を打つナイトが必要。使うのは
- パぺ = 防御型パぺ(+5%)
- 鉄壁 (+10%)
- レイズ (+20%)
- バトソン (+20%)
- 衰弱 (-75%)
- ヘビ = ヘビブロ(Lv2なら-25%、Lv3なら-30%)
- 黒 = 黒い袋 (+20%) (レイド報酬)
- 力 = 力の秘薬 (+15%) (アリエルから)
- 精神 = 精神の秘薬 (+15%) (アリエルから)
組み合わせ方は、例えば、-100%から-10%まではこんな感じ。
防御力 | ヘビブロがLv2の場合 | ヘビブロがLv3の場合 |
---|---|---|
-100% | 衰弱+ヘビ | 衰弱+ヘビ+パぺ |
-90% | 上記+鉄壁 | 上記+鉄壁 |
-80% | 衰弱+ヘビ+レイズ | 衰弱+ヘビ+パぺ+レイズ |
-70% | 衰弱+パぺ | 左に同じ |
-60% | 上記+鉄壁 | 左に同じ |
-50% | 衰弱+パぺ+レイズ | 左に同じ |
-40% | 上記+鉄壁 | 左に同じ |
-30% | 衰弱+パぺ+レイズ+バトソン | ヘビ |
-20% | ヘビ+パぺ | 上記+鉄壁 |
-10% | 上記+鉄壁 | ヘビ+レイズ |
0%から100%までは、黒い袋や力の秘薬などが必要になってくる。
防御力 | 組み合わせ |
---|---|
0% | |
10% | 鉄壁 |
20% | レイズ |
30% | 上記+鉄壁 |
40% | レイズ+バトソン |
50% | 上記+鉄壁 |
60% | レイズ+バトソン+黒 |
70% | 上記+鉄壁 |
80% | レイズ+バトソン+黒+力+パぺ |
90% | 上記+鉄壁 |
100% | レイズ+バトソン+黒+力+精神+鉄壁 |
このようにすると、一定刻みで防御力を上げていくことができ、防御力とダメの関係を調べるのに便利。当初はアイアンフォートレス(パラのクラススキル)(物理防御+30%)も使う予定だったけれど、上手く発動しなかった。
防御力実験
この方法で防御力を変えながらダメを測定する実験をしてみる。
叩く人と叩かれる人は被ダメ実験9,10と同じモンクとパラ。ただし、前回はパラさんのレベルは45だったけれど、今回は46になっている。
叩く人:50モンク (人間系ダメ増 15%)
攻撃力 260
通常攻撃力上昇 30.3
クリダメ増 100%
叩かれる人:46パラ (人間系ダメ減 15%、物理ダメ減 21.6%)
実験結果
結果はこんな感じ
防御力増減 | 物理防御力 | クリダメ | クリでないダメ |
---|---|---|---|
-100% | 0 | 80 | 38 |
-90% | 90 | 77 | 36 |
^80% | 180 | 73 | 35 |
-70% | 270 | 70 | 34 |
-60% | 360 | 67 | 32 |
-50% | 450 | 64 | 31 |
-40% | 540 | 61 | 29 |
-30% | 630 | 58 | 28 |
-20% | 720 | 55 | 26 |
-10% | 810 | 52 | 25 |
0% | 901 | 49 | 23 |
10% | 991 | 46 | 22 |
20% | 1081 | 43 | 20 |
30% | 1171 | 40 | 19 |
40% | 1261 | 37 | 17 |
50% | 1351 | 34 | 16 |
60% | 1441 | 31 | 14 |
70% | 1531 | 27 | 13 |
グラフ
グラフを描いてみる。
横軸が防御力、縦軸がダメ値で、紫の〇がクリダメ、緑の〇が非クリダメ。直線状に並んでいることが確認できる。緑の方は若干ガタガタしているけれど、これは丸め誤差で説明付く程度。なので、ダメは防御力の一次関数と言える。
分析
一つ意外なことは、クリダメの倍率が低い事。モンクはクリダメ増100%で、パラはクリダメ減装備はつけていない。そのため、対モンスター戦なら2.5倍のダメがでるはずだけれど、この結果を見ると2.1倍程度。ただし、通常のダメに対して一定の倍率になっていることは間違いなさそう。クリダメの倍率については、後日詳しく調べてみるつもり。
ダメが防御力の一次関数なので、その係数を決定してみると
(クリダメ)=80.065*(1-(防御力)/2352)、 (クリでないダメ)=38.41*(1-(防御力)/2352)
となった。表を書いてみると
x=防御力 | y=80.065*(1-x/2352) | 実際のクリダメ | z=38.41*(1-x/2352) | 実際の非クリダメ |
---|---|---|---|---|
0 | 80.065 | 80 | 38.41 | 38 |
90 | 77.0012882653 | 77 | 36.9402295918 | 36 |
180 | 73.9375765306 | 73 | 35.4704591837 | 35 |
270 | 70.8738647959 | 70 | 34.0006887755 | 34 |
360 | 67.8101530612 | 67 | 32.5309183673 | 32 |
450 | 64.7464413265 | 64 | 31.0611479592 | 31 |
540 | 61.6827295918 | 61 | 29.591377551 | 29 |
630 | 58.6190178571 | 58 | 28.1216071429 | 28 |
720 | 55.5553061224 | 55 | 26.6518367347 | 26 |
810 | 52.4915943878 | 52 | 25.1820663265 | 25 |
901 | 49.3938414116 | 49 | 23.6959651361 | 23 |
991 | 46.3301296769 | 46 | 22.2261947279 | 22 |
1081 | 43.2664179422 | 43 | 20.7564243197 | 20 |
1171 | 40.2027062075 | 40 | 19.2866539116 | 19 |
1261 | 37.1389944728 | 37 | 17.8168835034 | 17 |
1351 | 34.0752827381 | 34 | 16.3471130952 | 16 |
1441 | 31.0115710034 | 31 | 14.8773426871 | 14 |
1531 | 27.9478592687 | 27 | 13.4075722789 | 13 |
となり、切り捨てた値が実際のクリダメ、非クリダメに一致することが分かる。
また、この式から物理防御が2352前後になればダメ0になると予想できる。