被ダメ実験13

完封防御

いままでの実験から、ダメが0になる防御力が存在するはずと推測できる。今回はそのことを実際に確かめる実験をしたい。ダメが0になる防御力は叩く人のレベルが下がるほど下がるので叩く人を40スカに変えて実験してみた。

結論

そして得られた意外な結論は

ある程度以上防御力を上げると、そこから先は防御力を上げても一切ダメが減らない

というもの。

実験

叩く人:40スカ
物理攻撃力: 184-186
通常攻撃力上昇: 19.2
クリダメ増:108%

叩かれる人:46パラ

スカでパラを通常攻撃でたたく。パラの防御力を変えながらダメを測定する。

訓練用の槌矛と訓練用の短剣

普段実験に使用しているのはオラクル初期装備の「訓練用の槌矛」。今回使用したのはローグ初期装備の「訓練用の短剣」。
訓練用の槌矛は、物理攻撃力に幅がなく、装備しても「攻撃力:〇〇」と表示される。そのため与ダメも一定値。
一方、訓練用の短剣は、物理攻撃力に幅があり、装備すると「攻撃力:〇〇~〇〇」と表示される。そして、与ダメにも幅が生じる。ただし、(186+19.2)/(184+19.2)=1.00984なので、内部的な与ダメの幅は1%未満のはず。

今回の実験では、与ダメは30以下の値なので、たいていの場合は丸め処理の結果一定値になる。そして、稀に1%の差で丸め処理の境界をまたいで、2パターンの与ダメが生じる。

実験結果

実験結果はこちら

防御力 非クリダメ クリダメ
0 13-14 29
90 13 28
180 12 27
270 12 25
360 11 24
450 10 23
630 9 20
720 8-9 19
810 8 17-18
901 7 16
991 7 15
1081 6 13-14
1171 5 12
1261 5 11
1351 4 9
1441 4 9
1531 4 9
1621 4 9
1921 4 9

例えば最初の防御力0での13-14というのは、内部的には 13.9-14.0とかのはず。 一方、防御力90での13というのは内部的には、(例えば) 13.3-13.4などとなっているはず。すべてのダメ値は約1%の幅を持っているけれど、丸め処理の境界をまたいだ時のみ2パターンのダメ値が生じ、それ以外では表面上一定の与ダメになる。そして、防御力1351以降は与ダメが変化していないことが見て取れる。

グラフ

この結果をグラフにするとこんな感じf:id:ochanikki:20170331233954p:plain
グラフは、横軸が防御力で縦軸がダメ値。紫の〇が非クリのダメで、緑がクリダメ。
左部分が直線状に並び、防御力が上がるほどダメが下がるのは今までの実験と同じ。そして、途中からダメ値の減少がパタリと止まることがはっきり確認できる。

分析

グラフの左側部分を延長すると、1770前後で「計算上は」ダメが0になるハズ。いままでの言い方をするなら、完封防御力は1770。しかし、実際にはその7割くらいの防御力に達すると、それ以上はダメが減らない。

4月1日

「え!うそ!?」と思った人もいるかもしれないけれど、エイプリルフールネタではないホントの話。