対人ダメ実験4

昨日の日記に引き続き対人補正を考えてみる。今日は攻撃力に対人補正の0.8乗がかかるか調べてみる。

実験

叩く人:55モンク
ダメ増(人間系) 15%
クリダメ増 140%

叩かれる人: 38モンク
ダメ減: 0%
防御力: 0

攻撃力を変えながら、55モンクが38モンクをアッパーで叩きクリダメを測定する。
本当は非クリダメも測定したかったけれど、ほとんど出なかったので諦めた。

結果

結果はこんな感じ

攻撃力 アッパー攻撃力 クリダメ
40 275 117
53 309 128
66 343 139
80 377 150
93 411 161
106 445 172
120 479 182
133 512 192
146 546 202
160 580 212
173 614 222
186 648 232
200 682 242
213 716 251
226 750 261
240 784 270
253 818 280
266 851 289

分析

アッパー攻撃力は基本的に34ずつ増えているけれど、ダメの増分は、攻撃力が低いうちは11ずつ、攻撃力が高くなると10や9ずつになっている。攻撃力が増えるほど、攻撃力1あたりのダメの増分は減っていくと言ってよさそう。なので対人戦において、ダメは攻撃力の1次関数ではない。となると、攻撃力にも0.8乗の補正がかかっていると思える。そこで、ダメ増(人間系)が15%、クリダメ増が140%であることも併せて考えると、ダメは

(基礎値)*(1.15*2.9*(アッパー攻撃力))^0.8

という式で表せると推測できる。 そして、この式で実験結果を説明できるように基礎値を調節すると、(基礎値)=0.5と出る。実際

x=アッパー攻撃力 クリダメ実測値 0.5*(1.15*2.9*x)^0.8
275 117 117.1960110398
309 128 128.6510865471
343 139 139.8562795485
377 150 150.8411223296
411 161 161.6293150312
445 172 172.2402644938
479 182 182.690130352
512 192 192.6915382558
546 202 202.8620402914
580 212 212.9065731478
614 222 222.8339567278
648 232 232.6519407105
682 242 242.3673836419
716 251 251.9863946331
750 261 261.5144468759
784 270 270.9564696052
818 280 280.3169233558
851 289 289.3279054332

となって、実験結果を説明することができる。

グラフ

グラフにするとこんな感じ
f:id:ochanikki:20170429232151p:plain
いい感じ