土曜日の実験の分析

土曜日の実験結果を分析してみる.

非クリダメ

クリダメ増が c% のとき、対人戦では、非クリダメの(1.5+c/100)^0.8倍のダメが出る. そのため、非クリダメを直接測定よりも、クリダメを測定する方が非クリダメの値を精度良く知ることができる。

例えば、土曜日の結果1では、クリダメ増180%でクリダメ176、クリダメ増100%でクリダメ140だった。非クリダメをxとすると
176 <= x*(1.5+1.8)^0.8 < 177, 140 <= x*(1.5+1.0)^0.8 < 141
という式が分かり、ここから
67.71759347680022 <= x < 67.74341807655271
となる。±0.013の精度で非クリダメが分かる。

同様に、結果2についても計算すると
67.49144248389418 <= x < 67.51028089613519
となり、±0.0095の精度。

分析

土曜日の実験1は固定値ダメ減なし、実験2は固定値ダメ減2で行った。この結果を、きちんと数式で説明できるか考えてみる。固定値ダメ減は、ダメ増ダメ減より後で計算されることは分かっている。
そのため、Aを攻撃力、Uを割合ダメ増ダメ減係数、Dを防御係数とすると

実験結果1は 0.5*D*(A*U)^0.8
実験結果2は 0.5*D*(A*U-2)^0.8

という式で表されるハズ。ところが、これでつじつまが合うようなDは存在しない。実際

67.71759347680022 <= 0.5*D*(A*U)^0.8 < 67.74341807655271 から 0.6253648755984516 <= D < 0.625603363069468 という式が出るのに対し、
67.49144248389418 <= 0.5*D*(A*U-2)^0.8 < 67.51028089613519 からは 0.6244793381958622 <= D < 0.6246536447268233 という式が出てきて、両者は重ならない。

防御係数の位置を変えてみる

そこで、防御係数の付く位置を変えて

実験結果1が 0.5*(A*D*U)^0.8
実験結果2が 0.5*(A*D*U-2)^0.8

という式で表されると仮定してみる。 このとき
67.71759347680022 <= 0.5*(A*D*U)^0.8 < 67.74341807655271 から 0.5561178769540419 <= D < 0.5563829891168088となり
67.49144248389418 <= 0.5*(A*D*U-2)^0.8 < 67.51028089613519 から 0.5562046317396425 <= D < 0.5563978604251766となる。
両者は重なる。これで、つじつまが合う。

結論

A を攻撃力、Dを防御係数、Uをダメ増減係数、dを固定値ダメ減、Cをクリ係数としたとき

非クリダメは 0.5*(A*D*U-d)^0.8、クリダメは 0.5*((A*D*U-d)*C)^0.8 という式で表されると言えそう。

ここで、U=(1.0+( (叩く人のダメ増)-(叩かれる人のダメ減) )/100)、 C=(1.5+( (叩く人のクリダメ増)-(叩かれる人のクリダメ減) )/100)。
Dは、防御力、レベルで決まる値だけれど、どのような式かはまだ分かっていない。