スキル攻撃力上昇の効果

昨日の調査結果の分析をしてみる。

スキル倍率

スキルの攻撃力は、自分の攻撃力の1次関数になっていることは間違いなさそう。
その点については、wikiでも同じことが書いてある。

編集/sandbox/クラス習得スキルのLvによる性能についての検証 - ロードス島戦記オンラインwiki @ギムのとこ - アットウィキ

Lv5スイングダウンについて、そのスキル倍率aを計算してみると

訓練用の槌矛のとき
6.9938 < a < 7.0038

巧み(+)のディバインパニッシュ面とのとき
6.9980 < a < 7.0021

巧み(%)のディバインメイスのと
6.9919< a < 7.0027

とでた。なので

どの場合もa=7と考えてよく

巧み(+)も巧み(%)も、スキル倍率には影響を及ぼさない

と言えそう。

加算値

次に加算値、つまり

(スキル攻撃力)=7*(攻撃力) + B

と表した時のBの値を考えてみる。計算結果がこち

訓練用 (スキル攻撃力上昇 50)
406.75 < B < 408

巧み(+) (スキル攻撃力上昇 52.4)
455.8 < B <456.33

巧み(%) (スキル攻撃力上昇 50, 6.6%)
433 < B < 434.7

wikiの式 「(スキル攻撃力) = a * ( (攻撃力) + (スキル攻撃力上昇) ) + b」が正しいとすれば、加算値Bは
スキル攻撃力上昇の1次関数になるはずで、その傾きは7になるはず。ところが

訓練用と巧み(+)を比較し傾きを計算すると

7.966< (傾き) < 8.263

となってしまい、7より大きくなってしまう。なので

wikiの式 「(スキル攻撃力) = a * ( (攻撃力) + (スキル攻撃力上昇) ) + b」は間違っている

ということになる。

仮説

では、どうすればいいのか? 今のところ考えているのが

(スキル攻撃力) = a * ( (攻撃力) + c * (スキル攻撃力上昇) ) + b

という式。新しくcを追加している。昨日の実験結果からは、

1.138 < c < 1.180

という範囲に絞られる。 c=1ならwikiの式と完全に一致するけれど、どうやらcはそれより少し大きい。

筋力

仮説の上にさらに仮説を重ねてしまうと、「このcの値は筋力の数で変わってくるのではないか?」と予想している。

wikiが書かれたのは1年以上前で、その時は筋力の秘薬等は無かった。その状態だと c=1 となり、wikiの式の通りになる。
筋力が一つ増えるたびに、例えば「c=1.05 → c=1.10 → c=1.15」のように増えていくのではないか?
なので、wikiの式は「間違えた」のではなく、「当時は正しかったけれど今は変わってきている」という事ではないか?

という感じ。まだこの辺の話は推測だらけ。はっきりしたことを言うにはもっとデータを集めないといけない。