ヘイト実験29

これまでの実験で、「敵意補正+?%」のOPは

  • 与ダメにはかかる
  • 追加ヘイトにはかからない

という事がほぼ確認できている。

特に、プロボやワイドプロボによるヘイトは「敵意補正+?%」によって増加することはない。

ところが、この考え方ではヘイト実験25の実験結果だけ説明できない。
この実験では「騎士の威光」を持っているパラのプロボによるヘイトが表示値の2.2倍になるという結論が出た。

そこで今日は、改めて「騎士の威光」の「プロボ」に対する影響を測定してみたい。

「騎士の威光」はパッシブスキルなので、つけたり外したりすることができないので実験がなかなか難しい。

実験方針

そこで、まだ「騎士の威光」を取ってないパラを使って

(1) そのままプロボのヘイトを測る実験をする。
(2) 「騎士の威光」を取ってから、プロボのヘイトを測る実験をする。

という手順を踏んでみる。プロボのヘイトを測るには、いつものようにオラクルで叩いてタゲが移るまでの総与ダメを測る。

実験

40パラが、三角危険でミノにプロボを打つ。
このミノをオラクルが叩いてタゲが移るまでの総与ダメを測る。

プロボはLv1で敵意補正+624
ラクルは白ダメ 12、クリダメ 18

この実験を「騎士の威光」を取る前と取った後で繰り返す。

実験結果

「騎士の威光」なし

ラクルの与ダメが1242まではタゲが移らず、1254で移った。

「騎士の威光」あり

ラクルの与ダメが1242まではタゲが移らず、1260で移った。

分析

ラクルの与ダメはどちらも偶数なので総与ダメの半分がそのままヘイトになる。

なので、「騎士の威光」がないときは

ヘイト 621では移らず、627で移ったことになる。

これは、プロボのヘイトが624であることとつじつまが合う。
そして、「騎士の威光」があるときは、ヘイト 621で移らず、630で移ったことになる。

結局「騎士の威光」はプロボのヘイトに影響しないと言える。

では、ヘイト実験25の結果はどう説明したらいいのか。その辺の話はまた後日。