昨日の実験の分析
昨日の結果を分析してみる.
分析
データの中で大事なところだけ取り出すとこんな感じになる。
攻撃速度上昇 | 8分間の攻撃回数 |
---|---|
0% | 459 |
30% | 591 |
100% | 893 |
ここから1回の攻撃で何秒かかっているかを計算してみるとこうなる.
攻撃速度上昇 | 1回の攻撃にかかる秒数 |
---|---|
0% | 1.0458 |
30% | 0.8122 |
100% | 0.5375 |
説明文では「1回の攻撃に1.3秒かかる」と書かれているけれど、0%の時点で明らかにこれより速い。これは2年前のアプデの効果と言ってよいはず。
どのくらい速いのかを計算してみると、1.3/1.0458=1.2431となって, 約24.3%速いことが分かる。
昨日書いた16/13予想が正しいとすれば、16/13=1.2308なので約23.1%速くなるはずだけれど、実際にはこれよりもう少し速いことが分かる。但し、16/13として計算したとしてもその誤差は1%程度。
ここで、攻撃速度上昇が0%の時に比べ、30%、100%ではどのくらい速くなっているかを計算してみる。
攻撃速度上昇 | 実際の上昇率 | 理論値と実測値とのズレ(比率) |
---|---|---|
0% | 0% | 0% |
30% | 28.76% | -0.96% |
100% | 94.56% | -2.72% |
このことから、攻撃速度30%でも実際には30%も速くなっていないことが分かる。
これは、鯖の処理落ちや通信遅延が原因として考えられる。
キャラの動きが速くなるほど、鯖の処理が追いつかなくなったり、通信遅延が発生したりで理論値よりも叩く回数が減ってしまうのだと思う。
なので、これは鯖の込み具合とか通信の込み具合とかに依存する話なのかなと思っている。
結論
攻撃速度上昇0%のときは、16/13で計算した値より実測値の方が僅かに速い。
ただし、攻撃速度が上がると、実測値は理論上の上昇率より少し落ちてしまう。
なので、この効果が相殺されることで、16/13仮説で計算した値は大体正しいと言って良さそう。
けれど、その場合誤差は数%あることは念頭に置いておかないといけない。