10分制限!?

公式の情報によると、Pchに入ることで金出現率が50%上がる。
例えば、北の墓所B6でスケルトンを倒したときは、Pchでは10体に1つのペースで金が出た。
公式情報が正しいとすれば、Nchでは15体に1つのペースで金が出ると予想される。
そこで念のため、本当にそうなるかを確認してみたい…、と思って実験を始めた。

ところが、実際に試してみたら270体中で金3体という結果に。90体に1体というペースになる。
いくらなんでも、これは何かおかしい。いろいろ試行錯誤していたら、妙に10分間隔で金が出ることに気づいた。ランダムなはずなのに、規則正しく10分間隔ででるのは不自然な現象。

そこで、きちんとデータを取ってみる。

実験1

北の墓所B6危険でスケルトンを倒す。金が出てきたらその時刻を記録する。

実験は17:50丁度に開始した。

実験結果1

結果はこうなった。

17:50 金が出る。 スタートから9体目
18:01 金が出る。 スタートから114体目
18:11 金が出る。 スタートから213体目
18:21 金が出る。 スタートから321体目

分析1

どう考えても、不自然なほどきっちり10分間隔で出ている。 流れとしてはこんな感じ。

スタート → すぐに金が出る → 10分間金なし → 金が出る → 10分間金なし → …

バグか仕様かはともかくとして、10分間はどう頑張っても金がでないように思える。
となると、321体中4体の金が出たから単純に割り算すれば80体に1つというペースだけれど、この80という値に恐らくほとんど意味はない。
速く狩ればそれだけ分母が大きくなり、ゆっくり狩れば分母が小さくなる。
狩り速度によって、見かけの金出現率は変わってしまう。

仮に「10分は金が出ない」仮説が正しいとすれば、こんな実験をしてみたくなる↓↓

実験2

北の墓所B6危険でスケルトンを倒す。金が出たら、その場で11分間じっとしている。11分後に狩り再開。以降繰り返し。

本当は10分でもいいかもだけれど、余裕を見て11分にしてみた。

実験結果2

こうなった。

スタートから2体目で金が出る。 (11分間休み)
16体目 (通算18体目) で金が出る。 (11分間休み)
15体目 (通算33体目) で金が出る。 (11分間休み)
3体目 (通算36体目) で金が出る。

分析2

全部で36体倒したうち、4つが金になった。これは9体に1つのペース。

この結果について、いろいろ考えられると思うけれど、最も素直な見方をすれば「10分仮説はやはり正しい」となると思う。

そうなると、どんなことが考えられるだろう?

まず、第一に、以前この日記に書き込みをいただいた「放置後は金が出やすい」という話とつじつまが合う。

それから、以前の実験で「適正レベルの方が金が出やすい」という可能性を挙げたけれど、これは逆に分からなくなった。というのも、適正レベルだと狩りのペースが遅かったため、結果的に分母が小さくなり見かけ上金率が上がっただけという可能性もあるから。

それから、実はこの実験にかぎらず、以前から金率実験をするときは、出た箱を割らずに放置して狩りを続けている。ひょっとしたら、「金の出現回数」ではなく「金の箱の数」に制限がかかっていて、箱が自然消滅するまでの10分間は次の箱が出なかったという可能性もある。

また、この実験を行ったのは、ちょうど鯖の調子がおかしいときで、カーラでスキルが出にくいということが言われていた。なので、「今回の結果も鯖不調の一つの表れにすぎず、普段はそんな制限はない」という可能性もある。

それとPchでは、金はポンポン出ているので、制限があるとしたらNchだけなのかなと思っている。

もちろん、金の出現は確率的なことなので、実験1はものすごく運が悪かっただけで、実験2はものすごく運が良かったという可能性も無くはないけれど、あまり現実的とは思えない。