金の10分制限仮説の再検証

ここ数日で、Nchでソロ狩りをすると10分間で金が1個しか出ないと気づき、その検証実験をしている。
昨日の日記では、(そのような現象があるものとして)その現象の細かい性質を調べた。
けれど、そんな制限が本当にあるのか疑わしいという気持ちも一方である。

そこで今日は逆に一歩下がって、そんな現象が本当にあるのかを、改めて冷静に考えてみたい。

否定的な見方

金の出現は確率的なものなので、Nchでソロ狩りをして金の出現時刻を記録し、10分に一度しかでなかったというデータを提示したとすると肯定派からすれば貴重な実証データが得られたとなるけれど、否定派からすれば「運が悪かっただけ」、「たまたまそうなっただけ」という説明ができてしまう。

なので、そのような実験結果一つだけでは、仮説を立証したとまでは言えない。

そこで仮に「10分制限なんてものはない」と強固に主張する人がいると仮定して、その彼をどうやったら説得できるのか考えてみたい。

基本的なアイディアとしては、彼の主張の通りなら滅多に起きないはずのことを起こして見せるというもので、具体的には、こんな2つの実験を行う。

実験1

Nchで25分間ひたすら狩り続ける。

実験2

Nchで金が出るまで狩り、金が出たら10分休憩。その後、また金が出るまで狩る。を繰り返す。

実験結果の予想

制限仮説が正しい場合、実験1では金は丁度3個でるはず。そして金の出現率は実験1より実験2の方が遥かに高くなるはず。

一方、否定派の彼の主張が正しいとすれば、実験1と実験2とで金の出現率にさほど違いは無いはず。

実際の実験

この「彼」というのは、話を分かりやすくするために仮に出した架空の存在だけれど、実験自体は実際にやってみた。

実験に使ったのは、静寂の沼の難0のNch

実験結果がこちら

実験1

483体倒して金は3つ出た。
出現時刻は「18:07、18:17、18:27」で、確かに10分おき

実験2

5体目で最初の金、10分休憩した後に1体目で2個目の金、10分休憩した後に32体目で3個目の金

考察

この実験結果を、敢えて否定派の立場から見てみる。
実験1の結果は、金がほぼ160体に1体のペースで金は出るのだろうと考えれば、納得は行く。
確かにきっちり10分おきに金が出ているけれど、たまたまそうなったとしてもさほど不思議ではない。

ただ、こう考えると実験2の結果の説明が困難になってしまう。160体に1つのペースのはずの金が、
何故休憩をはさんだだけで、32体、あるいは5体、はたまた1体目で出てしまうのか。
「すごく幸運なことが3回続けて起きた」と言わざるを得ない。

でも、考えてみたらその説明も苦しい。なにしろ相手は、そうなることを予見できていたのだから。

予見した上でそうなった以上、すべてを偶然で済ませるのは無理筋だ。
もうダメだ…「10分制限なんてものはない」という説を取り下げしかない><