ダメ値の端数処理

先週、アブラクサスの防御力を調査した。端数が切り捨てと仮定すると防御力は2871、四捨五入と仮定すると2876となった。そこで、今日はそのどちらが正しいのかを検証してみたい。

フレのパラさんに手伝ってもらい、アブラクサスを叩いてみる。切り捨てと四捨五入の二つの仮説に従って、与ダメ予想値を計算し、実測値と比較する。

実験

パラが訓練用の片手剣を付け、フェイタルカッティングでアブラクサスを叩く

アブラクサス攻撃力: 2592-2604
不死系ダメ増: 20%
不死系クリダメ増: 28%
物理クリダメ増: 140%
最終ダメ増: 15%+20%

理論値の計算

最終ダメ増は減衰和なので 15%と20%で32%となる。これをもとに与ダメの理論値を計算してみる。攻撃力の幅が13なので、与ダメは13通りでる。

切り捨て仮説

3222, 3223, 3225, 3226, 3227, 3228, 3229, 3231, 3232, 3233, 3234, 3236, 3237

四捨五入仮説

3208, 3209, 3210, 3211, 3213, 3214, 3215, 3216, 3217, 3219, 3220, 3221, 3222

敵の防御力が分かっている状態なら、切り捨てか四捨五入かで、与ダメの予想値はほとんど変わらない。けれど、実験結果から防御力を逆算しているため、切り捨て仮説と四捨五入仮説とで結構大きな差になる。

実測値

実際に叩いて出た与ダメはこんな感じ

3208, 3209, 3211, 3213, 3214, 3215, 3217, 3222

分析

四捨五入仮説が正しいみたい。