雄々しいと巧み(%)

昨日の結果を踏まえて、「雄々しい」と「巧み(%)」の性能を比較してみる。

スキル攻撃力の式

スキル倍率Sa、スキル加算値Sbのスキルの攻撃力は

Sa* ( (攻撃力) + (基礎倍率)*(スキル攻撃力上昇)*(1+(巧み(%))/100)) + Sb

という式で表される。なので、「雄々しい」と「巧み(%)」の性能を比較する場合には、SaとSbは無視して

(攻撃力) + (基礎倍率)*(スキル攻撃力上昇)*(1+(巧み(%))/100)

という式をどれだけ大きくできるかを考えればよい。さらに、

(攻撃力) = (基礎倍率)*(素の攻撃力)*(1+(攻撃力上昇)/100)

となっているので、基礎倍率の部分も無視して

(素の攻撃力)*(1+(攻撃力上昇)/100) + (スキル攻撃力上昇)*(1+(巧み(%))/100)

という式を考えればよい。

素の攻撃力とスキル攻撃力上昇の比較

となると、「巧み(%)」よりも「雄々しい」の方が強いように思える。というのも、「巧み(%)」はスキル攻撃力上昇にかかり、「雄々しい」は素の攻撃力に掛かる。それぞれ

素の攻撃力を上げる要因

GP、パッシブ、謎の加算値、武器の攻撃力、指輪、ギルドスキル、パぺ(森の怒り)、
軌跡(手ごろな石ころ、(油の入った小瓶)、木板、(傭兵から奪った槍)、ドワーフの細工 、(竜の牙)、魔法の指輪、(ウォートへの手紙)、一本の矢、(流れ落ちる髪))
称号(灰の王、生き残ったもの、十三日に気をつけて、新米、鮮血の、一攫千金、女王を屈服せし、黄金の粘液を見た)

スキル攻撃力上昇の要因

GP、称号(逃げの一手、強化の玄人)

という感じ。

自分のモンクの場合、普段の装備では、

素の攻撃力 230くらい (森の怒り発動時)
スキル攻撃力上昇 50

となっている。なので、「攻撃力+1%」が「スキル攻撃力+4.6%」とほぼ等価になる。
雄々しいLv10で「攻撃力+16.5%」、巧みLv10で「スキル攻撃力+13.2%」となる事を考えると。

「雄々しい」 > 「巧み(%)」

という結論になってしまう。

クニペックスさんの調査

一方で、ソサのクニペックスさんの調査によると、

「雄々しい」 < 「巧み(%)」

という結論が出ている。どうして逆転してしまうのか。どこかにモンクとソサの違いがあるはず。

モンクとソサの違い

モンクの「武器習熟:片手鈍器」は「物理攻撃力+?」なので、素の攻撃力を上げる要因になっている。

一方、ソサの「武器習熟:杖」は「通常魔法攻撃力+?」なので、素の攻撃力を上げる要因にならない。そして、「スペル・エンハンス」は「スキル攻撃力+?」というもの

ただし、これだけでは、まだまだ雄々しいの方が強いはず。なので、他にもまだモンクとソサの違いがあるはず。その辺についてはまた後日。