ヒールヘイト実験2
前回から間が開いてしまったけれど、この日記の続き。
ヒールヘイトの量を具体的に決定してみる。
結論
結論を先に言うと、タゲを持っている人のダメ値の7割のLP回復でプリにタゲが移ると分かった。例えば、(敵意補正無しの人が)ダメ1万を与えてタゲを持っているとき、プリが7千のLP回復をするとタゲが移る。
実験方法
次のような手順で実験を行った。
- モンクさんが敵を叩き、倒し切る前に叩くのを止める。
- 敵から一方的に殴られる状態になる。
- それまでに与えたダメを記録する。
- プリでモンクに(オーバーヒールにならないペースで)キュアをする。
- 何回キュアをするとタゲが移るかを記録する。
場所はアラン西で、敵は木。キュア1回で270回復だった。
結果
与ダメとタゲが移るまでのヒール回数はこんな感じ
1032 / 3
1584 / 5
1951 / 6
2970 / 8
7001 / 18
10241 / 27
分析
ダメを10241与えたとき、キュア27回目でタゲが移った。270*27=7290なので、与ダメの7割分のヒールでタゲが移ると予想できる。実際、10241*0.7=7168.7、270*26=7020なので、 270*26 < 10241*0.7 < 270*27が成立する。つまり、26回目まではタゲが移らず、27回目でタゲが移ったことが説明できる。他のデータでも同様に
270*2=540 < 1032*0.7=722.4 < 270*3=810
270*4=1080 < 1584*0.7=1108.8 < 270*5=1350
270*5=1350 < 1951*0.7=1365.7 < 270*6=1620
270*7=1890 < 2970*0.7=2079 < 270*8=2160
となり、7割を超えたところでタゲが移っている。実は一つだけ
270*17=4590 < 7001*0.7=4900.7 > 270*18=4860
となってしまい理屈に合わない。本来なら19回目でタゲが移らないといけない。動画に取らず、その場で数えただけなので、これはきっと数え間違えだと思う事にする。
まだ分からない事
この「7割」という比率は、どこまで通用するものなのかは分からない。例えば、別のマップの別の敵だとどうなるのか。また、ヒールの手段が変わるとどうなるのか(マスキュアorキュアハンズなど)。あとは、タゲを持っていない人をキュアした場合のヒールヘイトも気になるところ。