与ダメ実験4
今までの実験で、モンスターを通常攻撃で叩いた時のダメについて以下のことが分かった。
- ダメは (攻撃力)+(通常攻撃力上昇) に比例する
- ダメは敵の防御力の1次関数である
- クリダメは非クリ時のダメの(1.5+(クリダメ増)/100)倍になる
これらを総合すると、ダメは定数SとDによって次のように表されると言える。
非クリダメは
S*(1-(1-(防御力デバフ)/100)*D)*( (攻撃力)+(通常攻撃力上昇) )
クリダメは
(非クリダメ)*(1.5+(クリダメ増)/100)
ただし、この定数SとDは叩く人、叩く相手に依存する。
実験
この式が本当に正しいか実験で確かめてみたい。それとともに定数SとDも決定してみる。
叩く人:50モンク
通常攻撃力上昇:30.3
クリダメ増:130%
狩り技能(自然系ダメ増):5%
叩く相手:太陽の聖堂の木
モンクの攻撃力を変えながら、通常攻撃で木を叩く。
そして、ヘビブロありとヘビブロなしでダメを見る。
但し、ヘビブロはLv2なので防御力は-25%
結果
結果はこちら
攻撃力 | ヘビブロなしダメ (クリダメ) | ヘビブロありダメ (クリダメ) |
---|---|---|
130 | 109 (306) | 123 (345) |
156 | 127 (356) | 143 (402) |
182 | 145 (406) | 163 (458) |
208 | 162 (455) | 183 (514) |
分析
例えば、攻撃力130のとき、ヘビなしダメ109、ヘビありダメ123だけれど、これは
109=S*(1-D)*(130+30.3) 123=S*(1-0.75*D)*(130+30.3)
というようになるはず。端数分も考慮して、この式ですべての結果を説明できるように調節するとS=1.033、D=0.3385という結果が出る。実際この数値を代入してみると
攻撃力 | ヘビブロなしダメ | ヘビブロありダメ |
---|---|---|
130 | 109.53771885 (306.70561278) | 123.5507641375 (345.942139585) |
156 | 127.30428585 (356.45200038) | 143.5901893875 (402.052530285) |
182 | 145.07085285 (406.19838798) | 163.6296146375 (458.162920985) |
208 | 162.83741985 (455.94477558) | 183.6690398875 (514.273311685) |
となり、切り捨てたものは実測値に完全に一致する。
最初に挙げた式はかなり信ぴょう性が高いと言ってよさそう。