通常攻撃によるダメ(分析)

この前、通常攻撃によるダメの実験をした。

通常攻撃によるダメ - お茶の国 プリ日記 ロードス島 調査兵団

今日は、この分析をしてみる。

結論

長くなるので先に結論を。通常攻撃時には

(攻撃力)+(通常攻撃力上昇)

を端数込みで計算し、得られた値を切り捨てたものを攻撃力としてダメ値を計算する。と分かった。

分析

詳細情報に表示される「攻撃力」は、実際の攻撃力の小数点以下を切り捨てた値であり、「通常攻撃力上昇」は小数点以下第二位を四捨五入したものになっている。

そこで、まず考えたいのは、通常攻撃時に計算に使うのは、詳細情報に表示されている値なのか、丸め処理をする前の値なのかという点。

まず、詳細情報に表示されている値が使われると仮定して考えてみる。
先日の実験のダメの実測値から「ダメ値の計算に使われた攻撃力」を逆算してみるとこんな感じ。

攻撃力(表示値) 通常攻撃力上昇(表示値) ダメ値の計算に使われた攻撃力
108 18.4 126
133 18.4 152
98 17.6 195
133 17.6 252

(攻撃力)+(通常攻撃力)を計算してみると

108+18.4=126.4
133+18.4=151.4
98+17.6=115.6
133+17.6=150.6

となり、「切り捨て」「切り上げ」「四捨五入」のうちどの端数処理をしたとしてもつじつまが合わない。


次に、詳細情報に表示されている値ではなく、内部的な端数を含んだ値で考えてみるとこんな感じ。

攻撃力(内部値) 通常攻撃力上昇(内部値) ダメ値の計算に使われた攻撃力
108.12732 18.389 126
133.87192 18.389 152
98.6272 17.612 116
133.14672 17.612 150

(攻撃力)+(通常攻撃力)を計算してみると

108.12732 + 18.389 =126.51632
133.87192 + 18.389 =152.26092
98.6272 + 17.612 =116.2392
133.14672 + 17.612 =150.75872

となる。この値を切り捨てたものがダメ値の計算に使われる攻撃力であると仮定するとつじつまが合う。