対人補正2
大分、間が空いてしまったけれど、この日記の続き。
対人戦でのダメ値計算では、対人補正がかかり、ダメは「0.8乗してから半分にする」。
ただし、実は例外がある。今日はその例外について。
対人補正の例外
例外の一つ目がレンジャーの強弓(遠距離物理ダメ20%像)。 これは、対人補正(0.8乗してから半分)の計算の後で値を1.2倍する。
二つ目がパラのダメージ耐性(被ダメージ15%減)。これも、対人補正(0.8乗してから半分)の計算の後で値を0.85倍する。
ちなみに、この両方が付いた場合、同系列計算(20%-15%=5%)となるのか、別系列の計算(1.2*0.85=1.02で、2%)となるのか気になるところ。実際に、試したら2%の増加だったので、別系というということみたい。
本来なら、この手のステこそ「最終ダメ増」と呼ばれるべきだと思うのだけれど、そうなっていない。
なので、パラのダメ耐性(被ダメ減15%)とレンジャーの強弓(ダメ20%増)の計算は「最終ダメ増」より後に行われる、という事になっている。「最終ダメ増」って全然最終じゃないじゃん。
レンジャー計算機
レンジャー計算機を作った。とりあえず魔法攻撃だけ。
https://ochanikki.web.fc2.com/cal.html?renm
物理攻撃については、後日作る予定。
スピブレ(スピリット・ブレッシング)は、相変わらず説明を見るだけだと分かりにくいけど、5%ずつ三段階で上昇するため、三段階目には15%になるみたい。
バグ
ちょっと、今見てみたら、既存の計算機がうまく動いていない部分があった。
週末に修正するつもり。
96レイド
今回のアプデで出来た96レイドに参加させてもらった。
敵の攻撃
今回は、特に厄介な攻撃は無かった。
3体目のボスがデスポを打ってきたくらい。
倒すのに時間がかかるようだと、また違ってくるかもしれない。
精霊王レイドのように、こちらにデバフを掛けてくるという事も無かった。
クリア経験値
Lv96ではクリア経験値は2%だった。レベルの高い人は1%と言っていた。
命中、クリ率
火力の人が話していた事のメモ
ラスボス以外では、命中は150ぐらい、クリは560ぐらい
ラスボスでは、命中は 170ぐらい 160ではだめらしい。クリは600ぐらい。
印象
楽に倒せた印象があるけれど、強い人ばかりが集まったからなのかもしれない。
ともかく精霊王よりは圧倒的に楽だった。
モンクのチェインスキル 3
昨日の続き
モンクのチェインスキル 1 - お茶の国 プリ日記 ロードス島 調査兵団
モンクのチェインスキル 2 - お茶の国 プリ日記 ロードス島 調査兵団
昨日は、チェインIとチェインIIについてブロウ系とアタック系を比較し、スタミナ削りに関してはアタック系が有利という結論になった。
今日は、アタック系とスタイル系の比較をしてみる。
結論
先に結論を言うと、半年前とは逆に、今回は「スタイル系の方がスタミナ削りに有利」という結論になった。
机上の計算
スキル自体のスタ功は
アタック系:
アディショナルアタック: 0
サクセションアタック: 0
スタイル系
ストライクスタイル: 14
スパイラルスタイル: 18
という状況。
つまり、アタック系は一撃で削る量は少ないけど手数で稼ぐタイプで、
スタイル系は一撃で沢山削るけど手数は少ないタイプ。という比較になる。
スタ功装備+3と信頼+1があるとすれば、アタック系が 4 / 4 。スタイル系が 18 / 22。
なので、アタック系の手数がスタイル系の5倍を上回るなら、アタック系が有利となる。
そして、サクセションアタックのCTが1秒なのに対して、スパイラルスタイルのCTは5秒。
となると、両者ともCT毎に発動したとすると、ほぼ互角ということになりそう。
こうなると、これ以上は机上で考えていても答えが出なそう。
実践
なので、実際にかかしを叩いて比較してみる。
まず、スタ功装備なし(信頼+1のみ)での比較。これはスタイル系が有利のはずだけれど念のため確認。
めいてるさんにかかしをたたいて貰い、アタック系とスタイル系でのスタミナの減り方を比較してみた。
見るからにハッキリと「アタック系 < スタイル系」
つぎに、スタ功装備、腕+3と信頼+1で合計+4での比較。
これでもやっぱり、ややスタイル系の方が上みたい。
という事で、改めて結論
現状では「スタイル系の方がスタミナ削りには有利」
ただし、将来スタ功装備が充実してきたら逆転する可能性もある。
考察
では、なぜ半年前は「アタック系が有利」という結論になったのか。
実は、半年前にこの検証をした人は最近余りインしていないようなので、真相は分からない。
なので、推測しかできない。めいてるさんの推測では、半年前はスイフトやサーキュラーを連打する叩き方だったのではないかという事。
スイフトは、サクセの発動条件にはなるけれど、スパイラルの発動条件にはならない。そして、サーキュラーはCT4秒なのに、スパイラルのCTは5秒。サーキュラーはスパイラルの数少ない発動条件なのに、CTのかみ合わせが悪く、CT毎にサーキュラを打つとスパイラルの発動率が落ちてしまう。
あとは、半年前の検証ではスタ功をもっと積んでやっていたという可能性もある。
モンクのチェインスキル 2
昨日の話の続き。
モンクのチェインスキル 1 - お茶の国 プリ日記 ロードス島 調査兵団
昨日は、モンクのチェインとしてどれを使うとスタミナ削りに有利かということを考えていて、やはり最終的には、詳しい人に相談しないとということになった。
そこで、モンクのめいてるさんに教えてもらいながら、チェインスキルの比較をしてみる。
前提の確認
GPの「基本スタミナ攻撃力上昇」や職業技能の「強撃」を付けることで、削れるスタミナの量は増える。
しかし、これらは常に一定比率で増えるため、二つのスキルAとBのどちらが有利かという事を考える上では、関係がない。
一方で、いわゆるスタ功装備(ファントム、バランスグローブ、ベアボーン等)は、その値がスキルのスタ功に加算されるため、
スタ功次第で二つのスキルの優劣が逆転しうる。原則として、スタ功装備が多いほど、手数を稼ぐタイプの方が有利になる。
スタ功装備
スタ功の付く鎧は
R3 ベアボーンアーマー
R4 アドベンチャラーコート
が代表的で、スタ功+2。しかし、これはどちらも軽鎧。モンクが装備するとペナルティがついてしまう。重鎧では、スタ功が付くのは
R2 イービルボーンプレート
くらい。けれど、これはスタ功+1で、他のOPも結構ひどい。ちょっと使う気にはなれない。
モンクにとって現実的なスタ功装備としては、腕で+3を付けることくらい。
これなら、バランスグローブ、ファントムグリップ、アイアンナックル、フィニッシャーなどが候補に挙がる。
お金のある人なら、プレデタートラップで、スタ功(4-5)という選択肢も。
そして、これに信頼で+1が付く。
今回の検証
ということで、今回の検証はスタ功+1(信頼のみ)と、スタ功+4(信頼+腕)の2パターンで行った。将来、スタ功が積みやすくなったら結論が変わるかもしれない。
また、比較はチェインIとチェインIIのみで、IIIについてはあまり真面目に検証しなかった。
チェインI (ファーストブロウ vs アディショナルアタック)
この2つのスキルの比較では、アディショナルの方がよいという結論になった。
原因はアディが同時発動する点にある。スキルのスタ功を比べてみると
ファーストブロウ: 4
アディショナルアタック: 0
となっていて、一見ファーストブロウが有利に思える。ところが、例えばアッパーでチェインが発動したとすると、ファーストブロウなら
アッパーを打つ → ファーストブロウが発動
という流れ、一方アディなら
アッパーを打つ(同時にアディ発動) → 次の攻撃
となり、アディの方が手数が一つ多い。その手数一つ分で例えば、通常攻撃が出たとすると
スタ功+1のときは: (2+1)*1.3=3.9
スタ功+4のときは: (2+4)*1.3=7.8
となり、ファーストブロウのスタ功の4と並ぶか、上回ってしまう。なので、アディの方が有利。
チェインII(ブラスティングブロウ vs サクセションアタック)
発動率の違いで、断然サクセションアタックの方が良い。
このスキルのスタ功は
ブラスティングブロウ: 6
サクセションアタック: 0
で、やはり通常攻撃一撃でほぼ取り返せる。サクセションアタックが同時発動なことを考えると、スタ功の差はほぼないとみてよい。となると、問題は発動率。
ブラスティングブロウはデフォルトの発動率が5%で、ファーストブロウが発動してようやく50%。一方、サクセションアタックは敵が状態異常なら発動率が65%。PT戦ではほぼ状態異常にある事を考えると、サクセションアタックの方が発動率が高いといえる。
なので、サクセションの方が有利。
ここまでの結論
結局、チェインI、IIともブロウ系とアタック系の比較ならアタック系が有利という結論になった。じゃあ、アタック系とスタイル系の比較はどうか、という話はまた後日。
モンクのチェインスキル 1
モンクにはチェインスキルが10個ある。
チェインI | チェインII | チェインIII | |
---|---|---|---|
ブロウ系 | ファーストブロウ | ブラスティングブロウ | フィニッシュブロウ |
アタック系 | アディショナルアタック | サクセションアタック | フィニッシングアタック |
スタイル系 | ストライクスタイル | スパイラルスタイル |
右下の空欄、スタイル系のチェインIIIは「コンビネーションスタイル」「ノックアウトスタイル」の2つがあるので、合計10個。
この中で、スタミナ削りに最適なチェインスキルはどれか考えてみたい。
経緯
スキルの説明欄では「ストライクスタイル」「スパイラルスタイル」に「LPとスタミナにダメージを与える」と書かれている。なので、素朴に考えれば、スタミナ削りに最適なのはスタイル系になりそう。ところが、半年くらい前に行われたモンク勉強会では「ストライク系よりもブロウ系で手数を稼ぐほうがスタミナ削りに有効」という話が出た。
そして、勉強会の後にさらに検証が行われたらしく、ブロウ系よりアタック系の方がさらに有効という結論になったらしい。
自分でも検証をしたいと思いつつも、当時はスタミナ削りの検証が難しい状況だったので、なんとなく「DPSでもスタミナ削りでもアタック系有利」なんだなという理解でいままでやってきた。
各スキルのスタ功
今回、スタミナ削りのことがいろいろ分かったので、改めてチェインスキルの比較をしてみる。
各スキルのスタ功を調査してみるとこうなった。
ブロウ系
ファーストブロウ: 4
ブラスティングブロウ: 6
フィニッシュブロウ: 8
アタック系
アディショナルアタック: 0
サクセションアタック: 0
フィニッシングアタック:0
スタイル系
ストライクスタイル: 14
スパイラルスタイル: 18
コンビネーションスタイル: 0
ノックアウトスタイル: 0
この数値は、信頼クエやスタ功装備が一切ない状態で、スタミナがどれだけ削れるかを表している。スタイル系の2つはスタミナを削ると書かれるだけあって、確かに大きな値。それに対して、アタック系は0。びっくり。
ただ、0とは言っても、スタ功装備を積めばその分は削れる。そして、原則論としては、さらに手数を稼ぐことでこれが逆転するはずなんだけれど、どうなんだろう。
やはり、ここから先の詳しいことは詳しい人に相談しないとよく分からない。
なので、あるモンクさんに相談してみた。その話はまた後日。
スタミナ攻撃のスキル回し
これまでスタミナ攻撃のことを調べてきて分かったことから、こんなことが言える。
スタミナ削りをしたいとき、スタ功装備をあまり積めない状況なら、スタ功の高いスキルを打つ。逆に、スタ功装備を沢山積んでいるときは、手数の稼げるスキル回しをする
スタ功の仕組み
こんな結論になる理由は、スタ功の仕組みにある。
- 各スキル毎に、そのスキルで削れるスタミナの量が決まっている。
- スタ功装備を積んでいると、削れるスタミナの量がその分加算される。
- スタミナを大きく削れるスキルは、CTが長かったり使える状況が限られている傾向がある。
例として、仮想的にこういう二つのチェインスキルのどちらを付けたほうが良いか比較してみる。
スキルA: スタ功 1で頻繁に発動する。
スキルB: スタ功 5でたまにしか発動しない。
どちらが良いかは、自分のスタ功装備に関係してくる。
[1] スタ功装備を全くつけておらず、信頼クエのスタ功も取っていない場合、スキルBの5倍以上の頻度でスキルAが発動してやっとスキルAの方が上となる。
[2] もし信頼クエを取っていて、スタ功装備は付けていない場合、スキルAでは2、スキルBでは6削れることになるので、スキルBの3倍の頻度でスキルAが発動すれば同等になる。
[3] これがさらに、信頼クエを取っていて、スタ功装備+5だとすると、スキルAでは7、スキルBでは11削れるので、スキルBの2倍の頻度でスキルAが発動するだけで、スキルAの方が上となる。
ということで、傾向として、
スタ功装備が少ないときは、スタ功の高いスキルを使い、スタ功装備を沢山積んでいるときは手数を稼ぐ
と言う戦略が見えてくる。ただこれは原則論に過ぎないので、個々のスキルを比較する場合にはもっと事情が複雑になってくる。やはり詳しい人に聞かないとわからない。
個人的にはモンクさんのスタミナ削りに興味があったので、モンクに詳しいある方に相談に乗ってもらった。その辺の話はまた後日。
補足
スタミナを削る量は、GPの「基本スタミナ攻撃力増」や職業技能の強撃の有無にも影響する。けれど、これらはどちらも元のスタミナ削り量に比例して増えるので上に書いたような、どちらのスキルが良いか、という比較のときには考える必要はない。